2026年の年末から2027年の年始にかけて、海外旅行を計画している人は、どのような国を選び、旅行費用をどのように工夫しているのでしょうか。
GLAMが実施した、年末年始に海外旅行を予定・検討している40代女性300人を対象とした調査では、旅行先の第1候補として韓国、台湾、ハワイが上位に入りました。また、円安や物価高の影響を受けながらも、旅行先やホテルのグレード、滞在日数などを調整して海外旅行を楽しもうとする傾向が見られます。
この記事では、調査結果をもとに、2026〜2027年の年末年始の海外旅行動向、人気の旅行先、費用を抑える工夫、旅行計画で押さえておきたいポイントを紹介します。
※本記事の調査数値は、GLAMが2026年9月26日〜27日に実施した、年末年始に海外旅行を予定・検討している40代女性300人へのインターネット調査に基づきます。日本人旅行者全体の動向を示す統計ではありません。
2026〜2027年の年末年始はアジア方面が人気
GLAMの調査によると、2026年12月〜2027年1月の海外旅行先、または第一候補として最も多く選ばれたのは韓国でした。続いて台湾、ハワイがランクインしています。
年末年始の海外旅行先ランキング
| 順位 | 旅行先 | 回答割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 韓国 | 32.7% |
| 2位 | 台湾 | 19.0% |
| 3位 | ハワイ | 11.7% |
| 4位 | ヨーロッパ | 9.3% |
| 5位 | シンガポール | 5.7% |
| 6位 | グアム | 5.0% |
| 7位 | オーストラリア・ニュージーランド | 3.3% |
| 8位 | ベトナム | 2.3% |
| 9位 | タイ | 2.0% |
| 10位 | 香港・マカオ | 1.3% |
出典:GLAM「円安のいま、それでも海外に行く理由は?年末年始に海外旅行を計画する40代女性300人の本音」
https://www.glam.jp/post-359009/
1位:韓国
韓国は回答割合32.7%で1位となりました。
日本から比較的短いフライトでアクセスでき、限られた休暇でも旅行を計画しやすいことが魅力です。ソウルでのグルメやカフェ巡り、ショッピング、美容関連のスポットなど、さまざまな楽しみ方があります。
年末年始の短い休暇を利用して海外旅行を楽しみたい人や、初めての海外旅行で移動時間を抑えたい人にとって、候補になりやすい旅行先です。
ただし、年末年始は航空券やホテルの料金が変動しやすいため、旅行日程が決まったら早めに価格を確認しましょう。
2位:台湾
台湾は19.0%で2位に入りました。
台湾旅行の魅力は、グルメや観光、街歩きを組み合わせやすいことです。台北を中心に夜市やローカルフード、歴史的な街並みなどを楽しめます。
比較的短い日程でも観光プランを組みやすく、海外旅行が初めての人にも検討しやすい行き先です。
旅行費用を考える際は、航空券やホテルの料金だけでなく、現地での食事代や交通費も含めて予算を立てることが大切です。
3位:ハワイ
ハワイは11.7%で3位となりました。
ビーチリゾートでの滞在、ショッピング、グルメ、自然を楽しめるハワイは、年末年始を特別な旅行として過ごしたい人に人気の選択肢です。
一方で、航空券や宿泊費、現地での食事代などが旅行予算に大きく影響する場合があります。滞在日数やホテルの立地、食事のスタイルを事前に検討し、無理のない予算を組みましょう。
グアムやシンガポールなども候補に
調査では、シンガポールが5.7%、グアムが5.0%、オーストラリア・ニュージーランドが3.3%となりました。
旅行先を選ぶ際は、人気ランキングだけで決めるのではなく、旅行日数、航空券の価格、現地の気候、観光したい場所などを比較するのがおすすめです。
円安・物価高は海外旅行の計画にどう影響している?
今回の調査では、73.7%が円安や物価高による何らかの影響を示す回答を選びました。
影響として最も多かったのは「行き先を近場(アジアなど)に変えた」で29.7%。次いで「ホテルや航空券のグレードを下げた」が24.3%、「日数を短くした」が13.0%でした。
| 円安・物価高への対応 | 回答割合 |
|---|---|
| 行き先を近場に変えた | 29.7% |
| ホテルや航空券のグレードを下げた | 24.3% |
| 日数を短くした | 13.0% |
| 予算を増やしてでも予定どおりの内容で行く | 6.7% |
| 影響はなく予定どおりの内容で行く | 26.3% |
出典:GLAM「円安のいま、それでも海外に行く理由は?年末年始に海外旅行を計画する40代女性300人の本音」
https://www.glam.jp/post-359009/
この結果からは、海外旅行そのものを諦めるのではなく、行き先や旅行条件を見直すことで実現しようとする人がいることがわかります。
ただし、これは特定の条件に当てはまる40代女性への調査結果です。すべての年代や旅行者に同じ傾向が当てはまるとは限りません。
海外旅行に行く理由は「食・文化・景色」と「非日常感」
海外旅行を選んだ理由で最も多かったのは、「日本では味わえない食・文化・景色を楽しみたい」で64.7%でした。
続いて「日常から完全に離れられる非日常感がほしい」が52.0%、「頑張った自分へのごほうび」が29.0%となっています。
| 海外旅行を選んだ理由 | 回答割合 |
|---|---|
| 日本では味わえない食・文化・景色を楽しみたい | 64.7% |
| 日常から離れられる非日常感がほしい | 52.0% |
| 頑張った自分へのごほうび | 29.0% |
| 体力があるうちに行っておきたい | 28.7% |
| 現地でしか買えないもの・ショッピングを楽しみたい | 27.7% |
出典:GLAM「円安のいま、それでも海外に行く理由は?年末年始に海外旅行を計画する40代女性300人の本音」
https://www.glam.jp/post-359009/
旅行費用を抑える工夫が広がる一方で、海外ならではの食事や文化体験、非日常感を求める人が多いことも特徴です。
年末年始の旅行計画では、すべての費用を一律に削るよりも、「何を楽しみたいのか」を先に決めて予算を配分すると、満足度を維持しやすくなります。
年末年始の海外旅行で費用を抑える5つの工夫
調査では、95.7%が旅費を抑える、または旅行資金を確保するための何らかの工夫を挙げました。
ここでは、年末年始の海外旅行で実践しやすい節約方法を紹介します。
1. 航空券とホテルの総額を比較する
年末年始は旅行需要が高まり、航空券やホテルの料金が変動する場合があります。
航空券の安さだけで決めると、荷物の追加料金や空港までの交通費、到着時間の都合で結果的に高くなることもあります。
比較するときは、次の項目を確認しましょう。
- 往復航空券の総額
- 預け入れ荷物や座席指定などの追加料金
- ホテルの宿泊料金と立地
- 空港からホテルまでの交通費
- 旅行日程と現地で使える時間
複数の予約サイトや航空会社の公式サイトを比較し、旅行全体の費用で判断するのがおすすめです。
2. 旅行先や滞在日数を見直す
調査では、行き先を近場に変更した人が29.7%、旅行日数を短くした人が13.0%でした。
長距離の海外旅行にこだわらず、短いフライトで行ける国や地域を候補に加えることで、移動時間や宿泊費を調整できる場合があります。
ただし、近場の旅行先でも年末年始は料金が高くなる可能性があります。航空券とホテルの価格を確認したうえで、候補を比較しましょう。
3. LCCやポイント・マイルを活用する
GLAMの調査では、LCCを使うと回答した人が27.3%、ポイントやマイルを使うと回答した人が24.7%でした。
LCCは航空券の費用を抑える選択肢になりますが、預け入れ荷物や座席指定などが別料金となる場合があります。必要なオプションを含めた総額で比較しましょう。
ポイントやマイルを使う場合も、年末年始の対象便に空席があるか、必要なポイント数はいくらか、税金や諸費用がかかるかを確認することが大切です。
4. ホテルは価格だけでなく立地も考える
宿泊費を抑えるためにホテルのグレードを見直す方法もあります。
ただし、ホテルが観光地や駅から離れていると、交通費や移動時間が増えることがあります。夜遅くに到着する場合や、初めて訪れる国では、空港からのアクセスや周辺環境も確認しておきましょう。
宿泊料金と交通費を合わせて比較すると、自分に合ったホテルを選びやすくなります。
5. 節約する費用とお金をかける費用を分ける
今回の調査で、お金をかける項目として最も多かったのは「現地での食事」で47.0%でした。
次いで「現地でしかできない体験・アクティビティ」が46.7%、「ホテルの質・立地」が42.7%となっています。
旅行中の楽しみをすべて我慢するのではなく、食事や体験など自分が重視する項目には予算を確保し、それ以外の費用を調整する考え方も有効です。
例えば、ホテルはアクセスのよい手頃なプランを選び、現地での食事や観光体験に予算を回す方法があります。
年末年始の海外旅行で気をつけたいこと
年末年始は、旅行先だけでなく、出発前の準備や現地での営業状況にも注意が必要です。
航空券とホテルは早めに確認する
年末年始は旅行者が集中しやすい時期です。希望する出発日や帰国日が決まっている場合は、航空券やホテルの空室・料金を早めに確認しましょう。
予約時にはキャンセル規定、変更手数料、荷物の条件などもチェックしてください。
パスポートの有効期限を確認する
渡航先によって、入国時に必要なパスポートの残存有効期間が異なります。ビザや電子渡航認証などが必要な場合もあるため、渡航先の公的機関や航空会社の案内を確認しましょう。
年末年始の営業時間を調べる
旅行先によっては、祝日や年末年始にレストラン、ショップ、観光施設の営業時間が変更されることがあります。
行きたい店や施設がある場合は、公式サイトなどで営業日と営業時間を事前に確認しておくと安心です。
海外旅行保険と通信手段を準備する
海外での病気やけが、盗難、航空便の遅延などに備えて、旅行保険の補償内容を確認しましょう。
また、現地で地図や交通情報を調べられるよう、海外で使えるSIMやeSIM、Wi-Fiなどの通信手段も準備しておくと便利です。
初めての海外旅行では、出発前に必要な持ち物や空港での手続きを整理しておくと、当日の不安を減らせます。
まとめ:年末年始の海外旅行は、予算と旅の目的を決めて計画しよう
GLAMが実施した40代女性300人への調査では、2026〜2027年の年末年始の海外旅行先として韓国、台湾、ハワイが上位に入りました。また、円安や物価高の影響を受けながらも、行き先や宿泊施設、旅行日数などを工夫して旅を計画する傾向が見られます。
一方で、海外旅行を選ぶ理由としては、現地の食・文化・景色や非日常感が多く挙げられました。費用を抑えながらも、旅行ならではの体験を大切にしたいという考え方がうかがえます。
年末年始に海外旅行を計画する際は、次のポイントを押さえましょう。
- 人気の旅行先を参考にしつつ、自分の目的に合った国を選ぶ
- 航空券とホテルは追加料金を含めた総額で比較する
- 旅行日数や宿泊先を調整して予算を管理する
- 現地で楽しみたい食事や体験には予算を確保する
- パスポート、渡航条件、保険、通信手段を出発前に確認する
人気の旅行先や調査結果を参考にしながら、自分に合った年末年始の海外旅行を計画してみてください。
参考・出典
本記事の調査数値の出典:GLAM(モードメディア・ジャパン株式会社)「円安でも海外へ。年末年始に海外旅行を計画する40代女性300人に聞いた行き先・理由・お金のかけ方」
※調査結果の引用元はGLAMです。調査対象や実施時期が限られているため、旅行者全体の動向を示すものではありません。
