台湾旅行の交通完全ガイド|MRT・バス・電車・交通カードを徹底解説!
台湾旅行では、台北MRTをはじめ、バス、台湾鉄道、高速鉄道などさまざまな交通機関を利用します。「台湾の電車はどうやって乗るの?」「悠遊カードとiPASSはどっちがおすすめ?」「クレジットカードのタッチ決済は使える?」「桃園空港から台北市内へはどう行けばいい?」
初めて台湾を旅行する人にとっては、交通システムが少し分かりにくく感じるかもしれません。しかし、台湾の公共交通機関は比較的利用しやすく、交通系ICカードを1枚持っておけば、MRTやバスなどをスムーズに利用できます。この記事では、台湾旅行で利用することの多い交通手段から、交通カードの選び方、空港から台北へのアクセスまで詳しく解説します。
台湾旅行で利用する主な交通手段
台湾旅行で主に利用する交通機関は以下のとおりです。
| 交通手段 | 主な用途 | 台湾旅行での重要度 |
|---|---|---|
| MRT(鉄道) | 台北・高雄などの市内移動 | ★★★★★ |
| 路線バス | MRTで行けない場所への移動 | ★★★★☆ |
| 台湾鉄道(台鉄) | 台湾各都市間の移動 | ★★★★☆ |
| 台湾高速鉄道(高鉄) | 台北~台中~台南~高雄など長距離移動 | ★★★★☆ |
| 桃園空港MRT | 桃園空港~台北 | ★★★★★ |
| タクシー | 荷物が多い・複数人での移動 | ★★★☆☆ |
| 観光シャトルバス | 九份・日月潭など観光地 | ★★★☆☆ |
特に台北旅行の場合、MRT+バス+交通系ICカードを覚えておけば、かなりの場所を移動できます。
台湾旅行では「MRT」が最も便利
台湾旅行、特に台北観光で最も利用する可能性が高いのがMRT(鉄道)です。MRTは日本でいう地下鉄・都市鉄道のような交通機関。
台北市内だけでなく、新北市など周辺エリアにも路線が広がっています。台北MRTは運行本数も多く、バスとの乗り継ぎも充実しているため、観光客にとって非常に使いやすい交通手段です。
例えば、
- 台北駅
- 西門町
- 中正紀念堂
- 台北101
- 士林
- 淡水
- 龍山寺
など、台湾旅行の定番スポットへのアクセスにもMRTが活躍します。
MRTの乗り方
基本的には、
駅に入る → 改札をタッチ → 電車に乗る → 降りる → 改札をタッチ
という日本のICカードとほぼ同じ感覚です。交通系ICカードを利用する場合は、カードを改札機にタッチするだけ。現在の台北MRTでは、ICカードだけでなく、QRコードによる乗車やクレジットカードのタッチ決済にも対応しています。
台湾旅行の交通カードは「悠遊カード」と「iPASS」が基本
台湾の交通カードとして旅行者が覚えておきたいのが、
悠遊カード(EasyCard)とiPASS(一卡通)です。
どちらも台湾の代表的な交通系ICカードです。
悠遊カード(EasyCard)

悠遊カードは、台湾旅行者に最もよく知られている交通系ICカードの一つです。台北MRT、バス、桃園空港MRTなどで利用できるほか、コンビニなど一部の店舗でも電子マネーとして利用できます。
悠遊カードのメリット
- MRTに簡単に乗れる
- バスにも利用できる
- コンビニなどでも利用できる
- 小銭を用意する必要がない
- MRT駅やコンビニなどでチャージできる
台湾旅行初心者なら、「とりあえず悠遊カードを買っておく」という選択でも問題ありません。
iPASS(一卡通)

iPASSも台湾の交通系ICカードです。MRT、バス、台湾鉄道など幅広い公共交通機関で利用でき、コンビニや飲食店、観光施設などでも利用できる場合があります。
特に高雄など台湾南部を旅行する場合にも便利なカードです。現在はiPASSも台湾各地で利用できるため、「台北なら悠遊カード、高雄ならiPASS」と単純に分ける必要はありません。
悠遊カードとiPASS、どっちがおすすめ?
台湾旅行者が最も気になるところです。結論から言えば、
台北中心の旅行なら「悠遊カード」でOKと考えてよいでしょう。
一方で、
- 高雄を中心に旅行する
- 台湾を複数都市周遊する
- iPASSのデザインが好き
- すでにiPASSを持っている
という場合は、iPASSを選んでも大きな問題はありません。
| 比較 | 悠遊カード | iPASS |
|---|---|---|
| 台北MRT | ◎ | ◎ |
| 台北のバス | ◎ | ◎ |
| 桃園空港MRT | ◎ | ◎ |
| 高雄MRT | ◎ | ◎ |
| 台湾鉄道 | ○ | ○ |
| コンビニなど | ◎ | ◎ |
| 台湾旅行初心者 | ◎ | ◎ |
| 台北旅行 | 特におすすめ | ○ |
| 台湾周遊 | ◎ | ◎ |
つまり、旅行者にとっては「どちらを選んでも大きく困ることはない」というのが実情です。台湾観光局も両カードを台湾の主要な交通カードとして案内しています。
交通カードはどこで買える?
悠遊カードは、台北MRTの駅やコンビニなどで購入できます。iPASSについても、コンビニ、MRT駅、桃園国際空港などで購入できる場所があります。
特に台湾到着後すぐに利用したい場合は、
空港 → 交通カードを購入 → MRTで台北市内へ
という流れが便利です。
桃園空港から台北市内へは「空港MRT」が便利
台湾旅行で最初に利用する可能性が高い交通機関が、桃園空港MRTです。
桃園国際空港と台北駅を結んでおり、空港から台北市内へ移動する代表的な交通手段です。
桃園空港MRTには、
- 直達車(Express)
- 普通車(Commuter)
があります。
空港から台北駅へ向かう場合、旅行者には直達車が分かりやすいでしょう。
交通カードを使えば、切符を毎回購入する必要がないので便利です。
台湾のバスも旅行で活躍する
台湾ではMRTだけでなく、バスも非常に重要な交通手段です。MRTの駅から離れた観光スポットへ行く場合には、バスを利用することがあります。
例えば、
- 台北市内の細かな移動
- 九份周辺
- 士林方面
- 淡水周辺
- 台北郊外
などではバスが便利です。バスでは現金を用意するより、交通カードを利用したほうがスムーズです。
台湾鉄道(台鉄)は都市間移動に便利
台北から台中、台南、高雄など、台湾の都市を移動する場合は台湾鉄道(台鉄)が選択肢になります。
MRTが都市内の移動に向いているのに対して、台湾鉄道は都市と都市を結ぶ交通手段です。
例えば、
台北 → 瑞芳 → 十分
のような観光ルートでも利用できます。台湾を周遊する場合には、台鉄を上手に組み込むと旅行の自由度が高くなります。
台湾高速鉄道(高鉄)は長距離移動におすすめ
台湾を南北に移動する場合に便利なのが台湾高速鉄道です。日本の新幹線に近い存在で、
台北 → 台中 → 嘉義 → 台南 → 左営(高雄)
などを結んでいます。台北だけでなく、
- 台中
- 台南
- 高雄
まで旅行する人には非常に便利です。特に短期間の台湾旅行で複数都市を訪れたい場合は、高鉄を利用すると移動時間を大幅に短縮できます。
台湾を広く旅行するなら「Taiwan PASS」もチェック
台湾を複数都市旅行する人は、通常の交通カードだけでなくTaiwan PASSも候補になります。
2026年4月にTaiwan PASSは大幅にリニューアルされ、
- 高鉄版
- 台鉄版
の2種類を中心とした商品構成になっています。
高鉄版はNT$2,800、台鉄版はNT$2,500で、それぞれ3日間の鉄道周遊券を中心に、4大都市MRTから1つ、さらに15種類の観光地シャトルから1つを組み合わせる内容になっています。
Taiwan PASSがおすすめな人
- 台湾を何都市も旅行する
- 台北だけではなく台中・台南・高雄にも行く
- 鉄道をたくさん利用する
- 観光地を効率よく周りたい
逆に、台北に3~4日滞在するだけなら、無理にTaiwan PASSを購入する必要はありません。
クレジットカードのタッチ決済も利用可能
最近の台湾旅行で知っておきたいのが、クレジットカードのタッチ決済です。
台北MRTでは、
- Visa
- Mastercard
- JCB
- UnionPay
- Diners Club
- Discover
などの非接触型カードに対応しています。Apple Pay、Google Pay、Samsung Payに登録したカードも利用できます。
そのため、
「台湾旅行のためだけに交通カードを買うのは面倒」という人には、クレジットカードのタッチ決済も便利な選択肢です。
ただし、台北MRTで銀行カードを利用する場合は乗り継ぎ割引が適用されないため、交通カードとは違う点に注意しましょう。
結局、台湾旅行では何を使えばいい?
旅行スタイル別にまとめると、次のようになります。
台北だけ旅行する
→ 悠遊カードがおすすめ
MRT・バスを中心に移動するなら、非常に使いやすいです。
台北+高雄など複数都市
→ 悠遊カードまたはiPASS
どちらを選んでも大きく困ることはありません。
台湾を鉄道で周遊する
→ Taiwan PASSも検討
高鉄・台鉄をたくさん利用するなら、通常のICカードよりもパスが便利になる場合があります。
とにかく簡単に移動したい
→ クレジットカードのタッチ決済
対応する交通機関・カードブランドを確認しておけば、カードを購入・チャージする手間を減らせます。
まとめ
台湾旅行の交通カードは「1枚持っておく」と便利
台湾旅行では、MRT+バス+交通系ICカード
という組み合わせが非常に便利です。
特に初めて台湾へ行く人には、
「まず悠遊カードを1枚用意する」という方法が分かりやすいでしょう。
ただし、2026年現在はクレジットカードのタッチ決済にも対応が進んでいるため、必ずしも交通カードが必要というわけではありません。台北中心なら悠遊カード、台湾周遊ならTaiwan PASS、カードを増やしたくないならタッチ決済というように、自分の旅行スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
